deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

東北温泉(青森県上北郡東北町上笹橋21-18)

 弘前の三世寺温泉閉店に駆けつけるために延期していた上北郡東北町銭湯めぐり(東北町はとうほくと読む、下北とか上北と言う地名から訓読みすると思っていたが、音読みだった)。東北で数少ない黒湯が沸いていると言う。まずは組合マップ掲載の東北温泉へ。青い森鉄道乙供駅から徒歩5分のアクセス。
 乙供駅、やはり駅前には何もないところだが、道すがら、紳士服と婦人服で入口が別の洋品店発見!男女入口が別なんて、昔は銭湯だったのか?
 さて東北温泉、この街で一番大きい建物!宿泊はやってないはずだが。
 入浴料は330円。券売機でチケットを買ってフロントの女将に、って、フロントから出てきて案内してくれた、そりやそうだ、リュック背負って明らかに一見客だからな。休憩スペースにはたくさんのサイン、と言っても知ってる芸能人はいないが。テレビ出演の案内も多く、青森県中で知られていそうだ。
 脱衣室、なかなか広め。やはり青森では朝から入浴してる人多いな。もちろん棚籠なので、貴重品は脱衣室入口の貴重品ロッカーへ。体重計はYAMATOのアナログ。
 浴室、まさに銭湯、縦に並ぶ島カランにケロリン桶ですからね。カラン数は左側女湯側から10・4・4・4・4、右側は浴槽。カランの蛇口はやはり東北らしく湯と水に段差(湯がちょっと温いのが残念、でも多少色付きだから良いか)。ケロリン桶、帯部分には地元の薬局(中村薬局)のCMも、商売上手だな。
 さて浴槽、まずは正面奥の大浴槽から。かけ流しではない。モール温泉、黒と言うか茶色、脱衣室の能書きでは東京以北で最も黒いとあったが、そこまでとはいえないw。そして右横に小浴槽、奥から高温槽(42度くらいですが)、でんき風呂(これも弱い)、子ども風呂(浅い浴槽)、水風呂(冷てー)。水風呂があるのだからサウナも。銭湯のサウナとしては広い。
 やはり一番は露天風呂だな、立派な庭に出て、庭の真ん中に石の浴槽、これは味わい深い。まだ雪が残っていたが、一番積もってた頃はどうなってたんだろう(庭が斜面になっているので、雪崩の危険もありそうだが)。
 湯上がり、ビン飲料がないのが残念、と言うことでDr.Pepper、100円。休憩スペースには青森の観光ポスターも多く、観光で是非来て欲しい銭湯でした。
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