deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

蓬莱湯(花巻市湯本第一地割)


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 今週は花巻の銭湯を攻める。本来、日中は会社のイベントがあったし(台風のため中止、と言いながら昼間はまだ降ってないし暖かかった)、夕方からしか動けないので比較的近場。とは言え、交通機関的には近いが、徒歩を1時間くらい覚悟(バスは帰りだけ使う)。イベントは中止になったが、市街でいろいろ野暮用をこなしていたらイベントが終わる予定時間になっていた(自爆)。そして、盛岡から東北本線に乗るとだんだん天気がヤバくなる。花巻は近いと思っていたが、まさか途中日詰止まりで乗換が必要とは!(18分待ち)やっぱり東北をなめたらあかん。
 花巻空港駅、空港の存在は知らなかった、まあ花巻温泉は反対側ですが。なんか周囲の田園で野焼きで煙ってるんですが。駅前まも空港があるとは思えない、普通の田舎駅(ちょっとタクシーは多いかな)。
 と言うことで走ったり歩いたり1時間、雨に降られずに助かった、花巻温泉峡へやってきました。台温泉峡と言うのもあるの?東北の温泉は詳しくないので。観光ホテルが立ち並ぶけど、銭湯なんてあるのかな、と思っていたら、蓬莱館と言うホテル?があって、そこの温泉が日帰り入浴できる、つまり「泊まれる銭湯」のようです。
 実際、館内に入り、「蓬莱湯」ののれんをくぐるとフロントがあり(従業員の制服着てます)、そこで岩手県銭湯料金480円を払う仕組み。タオルを忘れたので100円で買ったが、「花巻温泉」と入っているのでお土産にもなる。
 脱衣室、荷物と衣服は全てプラスチックかごへ。貴重品は貴重品ロッカーがあります。体重計はYAMATOのアナログ、かなり走って歩いたので絞れた感じ。
 おぉ、いかにも温泉、と言う浴室。正面に大浴槽、右手にカラン。カランはクリーム色台形座椅子と洗面器。カラン数は13(奥2機、右手7機、手前4機)。固形石鹸だけ備え付け。銭湯なので皆さんマイ入浴道具持参です。世間話を交わす常連さんも。やはり地方に来ると、温泉って観光やレジャーではなく、日常生活の一部なのですね。蒲田や横浜の黒湯みたいな感じ?いや、車じゃないと来れないのはやはり都心と違う。まあそれに加えて、GOTOなんちゃらがあるとは言え、温泉郷自体が地元客頼みと言うのもあるし。
 温泉はいい感じでした。弱アルカリ性?ヌルヌル感が良かったですが、いまいちぬるかったな(40〜41度くらい)。長湯よりもバスの時間を優先(苦笑)。
 まあ温泉街も過疎ってました(皆さんお土産はホテルの売店で済ますのでしょう)。と言うことで1時間に一本のバスに間に合う。行きもずっと田舎道だったが、帰りのバスの車窓も延々と田園風景が続き、ようやくJR東北本線を陸橋で渡る頃から市街地。しかし花巻駅周辺はやはり何もないのだった。
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