deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

松島館(横浜市西区戸部町4-116)2020/07/31閉店前訪問


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 第二岡の湯に続いて横浜銭湯にまたしても7月末閉店の情報が。最寄り駅は京急線戸部、駅前の記念湯は元気に営業中。しかし、松島館は見つけるの大変。めちゃくちゃ久しぶりで道なんか覚えてない。そして横浜独自の起伏が方向感覚を狂わせる。煙突らしきものが見当たるが、病院だった。しかし幸いなことに、その向こうに松島館はあった。おぉ、これはザ・地方銭湯!鄙びた雰囲気が老舗旅館みたいだ。表には廃業ヲ知らせるものなし。神奈川県銭湯組合のホームページでは7のつく日が休みとあったが、2日、11日、22日も休み。なんとも不規則ですが、その後はもうない。
 屋号の入った茶色ののれんわくぐり、中へ。おしどりの下駄箱に靴を入れる。「消毒液あります」の貼り紙、いや入浴で全身きれいにしに来たので(笑)。
 番台の女将さんに湯銭を。脱衣室がまたザ・地方銭湯。天井は低いがしっかり板張り。鍵付き脱衣ロッカーもあるが、乱れ籠が現役。体重計はTANAKAのアナログがあったが故障中、家庭用の体重計で。そろそろステイホーム太りが気になる。浴室入口に手書きの廃業告知、都合により7/31をもって営業終了とのこと。
 浴室へ。湯道具は右手前がケロリン桶、左手前が水色台形座椅子。きれいに積まれてます、もう一番湯じゃないのに。たぶん常連さんが気を利かせたのでしょう。
 島カランは1列、左側女湯側を除きシャワーなし。カラン数は右側外壁側から4・5・5・7。
 浴槽向こう側のペンキ絵はザ・丸山さんのペンキ絵、手前の湾に浮かぶ帆掛船がカッコイイ富士山。サインは「西伊豆 24.2.7」、8年前の作品としては非常に保存が良いです。
 浴槽は右側浅湯、左側深湯。いちおう下から泡は出ていますが、弱い。果たして、これはザ・熱湯。浅湯で45度、深湯は46度くらいありそうだ。
 湯上がり、雪印牛乳120円。久しぶりに風呂上がりに白い牛乳飲んだなあ。そして、この味わい深い横浜銭湯も今月いっぱい、名残惜しさに後ろ髪を引かれながら帰途へ。
 帰りはJR桜木町駅まで歩く。雨が降ってきた、風も強い(泣)。