deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

山の湯(豊島区要町1-47-12)2022/05/15廃業前訪問


f:id:deepacid:20220407190918j:image
f:id:deepacid:20220407190949j:image

 豊島区の名湯が5/15と早めに閉業をアナウンスしていたので、この帰省の機会を逃すわけには行かない、最後を見送りに。住宅街の迷路は東京銭湯ならでは。道が狭いので車で来るところではない。
 こうしてみると、東北でも色々回って1日潰れるが、東京でも欲張るとあっという間に1日食い潰すなあ。家を九時に出たのに、もう陽が暮れてきた。幅の狭い道をくねくねと15分くらい、まだ明るい時間だから、煙突で見つけることができた。
 いりくには確かに5/15で閉店の貼り紙、活字なので脱衣室などにも同じものが貼ってあります。その前に、480円の東京銭湯入るのって、もしかして初めてかもしれない。
 そんな超久しぶりの東京銭湯、番台の女将さん(若いなあ、経営継続しないのかな)に湯銭を。島ロッカーもあるけど、右側壁際ロッカーを利用。狭いながらも庭があるなあ、池に水は張ってないけど。象の陶器も。体重計はkeihokuのアナログ、女湯との間にある柱時計同様、「山の湯温泉」の屋号入り。
 浴室へ。さあ来ました、浴室中央に瓢箪型の浴槽!みとりいろはマスカットの入浴剤。なのでカランは周囲に。右側7機、奥壁側7機、そして左側女湯側は4機、手前はスチームサウナ。
 あー、ペンキ絵も久しぶりだよ〜、これは丸山さんだな、七尾湾って、能登半島かな。で、女湯側は河口湖とある、そちら側に丸山清人のサイン。なんと、勝海麻衣さんのサインも、お二人の共同作品は一桁くらいしかない貴重なもの!あと、その下と女湯側カラン上のタイル絵もなかなか貴重そう。
 いちおう備え付けボディソープとシャンプーあります。東北は銭湯が少なく温泉ばかり行ってるから、ない方が焦るんですがw
 奥の背中バブル3人分ある浴槽は43度くらい、東京銭湯らしい温度。手前は床バブルですが故障中、41度くらいのぬる湯。スチームサウナは悪くない温度だけど、足下を熱い湯が流れていてすぐ出てしまった。
 湯上がりはメグミルクのフルーツ、130円。最近は淘汰が一巡して廃業ベースも遅くなってるけど、それでも盛岡から帰って来たときに回るにはとても拾いきれない軒数の廃業がある、なのでチョイスせざるを得ない。要町は千葉からは遠いけど、今回は頑張りました。まだ明るい時間だったので、方向感覚は夕日の方角で知ることができました。
f:id:deepacid:20220407190857j:image