deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

公衆浴場平川温泉(青森県南津軽郡田舎舘村大字大袋字樋田3)

 今日の目的地は三世寺温泉だが、その前に、昨年10月の訪問では臨時休業だった平川温泉に再チャレンジ。奥羽本線撫牛子駅から徒歩約30分。しかし、木曜早朝に弘前市に120cmのドカ雪が降ったと言う。道のりや銭湯の営業がどうなっているか心配だ。たぶんこんな時にネットを当てにしても無駄、こんな場所をリアルタイムで中継してくれる人などいない、自分の目で確かめるしかないのだ。仮に辿り着かなかったり営業してなかったりしても、それは津軽の冬の経験値として貴重な体験になると思うので、強行。
 いつものように始発の花輪線(目覚ましなしで朝3時に起きれてしまうジジイ)。夏もなかなかだが、冬に雪の積もった山の中を走るのはなかなかスリリングだ(この頃になると乗客は自分一人になり車掌運転士3人より少ない笑)。線路がかろうじて視えているが、ほぼ雪の中。始発なので前の晩に降られたら確実に線路は雪で埋もれるはずだ(雪に乗り上げて脱線しやしないかとハラハラ)。そんな日には除雪作業が終わるまで運休になる。綱渡りの旅行だ。沿線にはガチで雪に埋もれている家々を見ることができる。ここで生活してる人たちすごいな。
 相変わらず花輪線鹿角花輪止まりでその先は代行バス。このまま廃線になってしまうのかなあ。
 さて撫牛子到着。なんのことはない、晴れていて、道もちゃんと雪かきされていて、行程になんら支障なし。境関温泉を通過し、平川を渡れば平川温泉。本日はしっかり営業中。
 入浴料は350円。フロントのお兄さんに。男湯は右側。
 脱衣室、棚かごに貴重品も置いたままだったが、コインロッカーもありました。まあ他にお客は1人しかいなかったからいいかな、と。しかしその後6人も入浴、繁盛してます。体重計はYamatoのアナログ。天井には3枚羽根の吊り扇風機。
 浴室、中央に浴槽があるのはいいですね。実際、シャワーが最初ぬるすぎて、浴槽から汲み湯しようかと思ったが、しばらくしたら暖かくなったのでやらず。カランは正面奥に9機、右手に7機。湯と水の蛇口が離れてる、湯道具が(大理石模様の)洗面器(座椅子も大理石模様)でなかったら厳しい。カランの湯、ちょっと硫黄の香りがしたけど気のせいかな(待合スペースの温泉成分表にはアルカリ単純泉とあったけど)。実は1週間ぶりの入浴、よく身体と、特に頭を洗いました(結構かゆくなっていたのでw)
 さて浴槽、2槽あります。右側広い方が中温、左側狭い方が高温。広い方でも43度くらいあります。そして、狭い方は45度!湯を揺らすとピリピリ来ます。久々の熱湯最高!ちなみに源泉は約50℃。
 あと、湯質は美人の湯系、身体を洗ったあと、お肌スベスベ。と言うか、床が滑りやすくなっています。雪道を歩くときより、浴室を歩くほうが転びそうになった(汗、まあ地元の人でも、車がないと厳しいロケーションなので、後期高齢者は来られないでしょう)。
 湯上がり、残念ながらビン飲料系はなし。と言うことで、湯上がりにトマトジュースって、ほぼ初めてかと。湯上がりに加えてメチャ天気が良い、こりゃ3枚着てりゃ十分だな。
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