deepacidの銭湯ブログ

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かみのゆ温泉(秋田県にかほ市平沢字家の後2番)


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 日本海が見える場所で入浴したい。と言うことでにかほ市までやってきました。いやはや、駅から数分歩けは日本海!しかも、建物も漁港も何も邪魔するものがない、絶景。やっぱり内海はイビザ島を思い出すなあ。これで海の色がエメラルドグリーンなら完璧。
 羽後本荘から仁賀保はすぐ。さすがに何もない町に来た、この町にコンビニはなさそうだ。しかしちょっと歩けばすぐに日本海!しかも高台がいくつもある、神社や公園はみんな高台。
 さて神の湯、屋根を見ると瓦屋根、もしかして宮造り?さすがに今はフロントになってる。女将さんに400円を払う。
 脱衣室、木製ロッカーが結構新しい。先ほどの鶴舞温泉同様、編みカゴもある。体重計はHOKUTOWのアナログともう一台家庭用のデジタル。
 浴室、湯道具は大理石模様の座椅子と洗面器。左側が浴槽、右側にカラン4機。奥にも4機。奥カランの上に写真あり、秋田の南は鳥海山と思われ。
 それにしても、こんな日本海沿いに蒲田や横浜で見かけるような黒湯温泉があるとは!色はそんなに濃くはないが、カランの湯も色がついているし、スベスベ感はさっきの鶴舞温泉に負けてない。逆に透明湯がない(さすがに水風呂は透明でしたが)。ボディソープはないか固形石けんの備え付けがあります。
 浴槽はひとつながり。左に寝風呂二人分、中央にでんき風呂、右側がジェットバス。こんな昼間から風呂に来てる人は基本的に長湯の人だなあ、自分みたいにハシゴのためにカラスの行水する人はいない。
 湯上がりは森永コーヒー130円。少し女将さんとしゃべる。秋田県の浴場組合はだいぶ前になくなり、6件か7件くらいしか残ってないと言う。秋田市大館市由利本荘市にかほ市をめぐったから、後は能代市だなあ。こうなったら秋田県銭湯も制覇を目指すか?
 とりあえず今日の計画は終了、後は帰途。時間があれば、今度は鳥海山登山で来たいなあ。来るときはオレンジ色のいなほだったが、帰りはブルーのいなほ。帰りは北上線が使い物にならず、田沢湖線経由になるため、新幹線料金が発生し、一気に高くなる。逆に言えば。行きの始発で4時間かかった苦労が笑えるくらい早く、3時間で帰れる。
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