宮古市中心部から奥へ、三陸鉄道の佐羽根駅から歩く山荘。銭湯でも旅館でもない不思議な店。
いやもう、山に囲まれて駅前から人が住んでる気がしない。まあ散歩してる人はいるのだけど。駅前からこれでは小田代山荘の周辺はどうなのか、と言うと、ちゃんと集落で地元のお年寄りたちの憩いの場になっていて、ちゃんと存在意義がある。駅から30分走りました、なんてよそ者の来るところではない(笑)。
窓口で係員のおじさんに400円。老人向け施設だけに、検温消毒に加えて連絡先記入。
脱衣狭いな、家風呂のそれよりちょっと広いくらい、なので3人もいると三密。プラスチック籠に荷物と衣服を詰めて浴室へ。体重計は家庭用TANITAのデジタル。老人憩の家なのに若者が上がって来た:-) でもその二人組がいなくなったら、やはりお年寄りパラダイスになる。
浴室もちっちゃ。カランは両サイドに3機ずつ。湯道具は水色座椅子に水色洗面器。久しぶりに備え付けボディソープとシャンプーがない入浴施設だ。
浴槽も可愛らしいのが2つ。右側浅湯は床バブルが強烈。左側深湯はちょっと熱めの43度くらい。僕は次の列車があるからさっさと上がるけど、地元の人はサウナも水風呂もないこの入浴施設で長居をするのだなあ、浴槽奥のすのこで休憩してるひとが。
湯上がり、ビン入り乳飲料はなかった、ブリックパックの牛乳はあったけど。そこはちょっとがんばって欲しかった。と言うことで、そのまま駅へUターン、次の列車まで時間があるので、あまり走らなくて済みそうだ。