deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

大谷温泉(九戸郡洋野町種市第74地割137-14)


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 さて岩手県内で公衆浴場料金で営業している未訪問最後の銭湯、洋野町の大谷温泉へ。最後に残るのは超難関。まず鉄道は青森県に入って(奥山かずさ出身の三沢市は通りません)また岩手県に戻る回り道。さらに最寄り駅から10kmあまり、町営バスは1日一本で当てにならない、足で行くしかない。
 例によって5時起床。雪はだいぶ減っていると思うが、雨の確率48%が気になる。ガッツリ走るつもりなのであまり厚着はせず、脱ぎ着しやすいよう上は薄手のトレーナー。いわて銀河鉄道は内陸ゆえまだ雪が残るが、三陸海岸に面した洋野町ならもっと積雪は少ないだろう。と言え、万が一を考えてブーツは持っていく(履いているのはランニングシューズ)。それよりも地震が気になる。昨日も二戸で震度4。洋野町は揺れなかったが。走っているときは良いが、列車が運休して帰れなくなるのを一番恐れている。
 八戸乗換待ち時間が長いので、ここで腹ごしらえ(早い昼食)。つい青い森鉄道の記念グッズも買ってしまう。途中、本八戸では車窓から八戸マノンが見える。陸奥湊の柳湯は駅のそばだな、行けばよかったな。
 鮫の乗換でも途中下車。蕪島行きたかったな、八戸のモンサンミッシェルないし江ノ島みたいな出島の神社。さらにその先の八戸線が、三陸海岸を一望できる素晴らしい車窓。
 さていよいよ種市駅からはランニングモード。やはりランニングシューズは正解、こちらは残雪は非常に少ない。
 ネットで航空写真を見たがコースは平坦だと思っていたが、地味にアップダウンのある道のり。町営バスの停留所も中間地点の高取くらいしかなくて、目印が少ないのは不安だった。それでも時々大谷温泉の案内標識があり、迷わずたどり着く。やはり周辺は集落になっていて、常連はその集落の人たち。
 券売機で400円のチケット購入、入口左手の窓口(番台でもフロントでもない、パチンコ景品交換所みたいなヤツ)には出す。浴室は右手、まず待合いスペースがあり、男女別の更衣室へ。
 更衣室は広くていいですね。でも乱れ籠、プラスチック籠、ロッカーと、温泉施設と銭湯の中間みたいな感じ。体重計はHOKUTOWだが、見たことないやつ。またまた絞れてる。
 浴室、湯道具は無地黄色桶と水色三角形座椅子。島カランは一列、カラン数は右側女湯側から7・6・6・8、これはまごうことなき公衆浴場。昼間なので途中まで独占状態。さすがにペンキ絵はないか。
 でも浴槽の温泉、自噴か?湯の出口からボコボコ言ってます。温度も44度くらいあっていい感じ。あとから来た常連さん、左側浴槽のでんき風呂が好きみたい。右側は背中バブル1人分を自分が独占w。あと、サウナがありましたが、今はやってないみたい。その代わり、水風呂が冷たくてヤバい。思わず温冷交代浴したが、こんなところで湯あたりするまで暖まったら帰れなくなる、途中でやめる(笑)。
 湯上がり、待合いスペースで雪印コーヒー110円。常連さんはここで挨拶、自分もあいさつされたのであいさつを返す。これぞ地方銭湯の醍醐味。帰りに大谷温泉名入のタオルを記念にはいただく(260円)。女将さんが若くてびっくり、種市に着いてからお年寄りしか見かけなかったのに。
 さてまた種市駅まで10kmの道のりを帰らないと。帰りは下りの方が多いので若干楽。と言うことでなんとか発車25分前に駅に到着。駅前の地図を見ると、南に10分くらい歩くとえどの湯と言う入浴施設があるらしいが、オレはもう帰る(笑)。
#それにしても、盛岡赴任してから、旅行と言うより冒険みたいなことばっかりしてるな。まあ赴任して1ヶ月足らずで岩手山登山にチャレンジするようなヤツが普通の旅などする訳がない(笑)。