deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

温泉みちのく(八戸市類家1-8-20)


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 さていよいよ県外進出(宮城県気仙沼市はたまたま)、吹雪(!)の中、青森県へ。太平洋側の八戸市なら大丈夫かな。八戸駅周辺は銭湯がなく、本八戸へ(本当は長苗代でも入りたかったが、駅から遠いので、この雪なので止めておく)。まず八戸マノン(2016年に閉まったスト劇場)跡地見学。そして一気に本八戸を南下。
 いやはや、6時に家を出る時から大変。道が雪でズボズボ、まだ夜が明けてないのにあちこちで除雪車が雪かき。いわて銀河鉄道の車窓も真っ白。鉄道が動いていること自体が奇跡。でもしばらくすると降雪は落ち着いてきた。先週の比較的穏やかな天気の時に来るべきだったかな、とも思ったが、やはりこの寒さを経験してこそ北東北銭湯めぐりの醍醐味。いずれにせよ、青森県はめちゃくちゃ銭湯がたくさんあり(八戸市だけで14軒ある、岩手県の比じゃない)、全軒制覇などと言う野望はありませんのでのんびりと。
 距離は県外なのであるが、電車区間なので意外と速い。目時を超えると青森県いわて銀河鉄道青い森鉄道に名前を変える。
 八戸で乗換下車。晴れて積雪も少なく、やったー、と思って電車を降りると身を切るような冷たい強風!これはヤバい!まだこの先、JR八戸線で本八戸まで行かなければならない。歩けるかな、とたかをくくっていたが、この寒さでは無理、諦めて次の列車を1時間待ち。街はほとんど人が歩いてないのに、なぜか駅前のホテルだけ人が集まっている。観光ではなく、危険物取扱者試験会場、受験者が集まっていた。
 八戸マノン見学後、本八戸のメインストリートを通り抜け、国道45号に来たら右折して南下、煙突か見えました。立派な温泉施設、でも銭湯。朝5時から、青森県の銭湯はみんなこんな感じ。券売機でチケットを買ってしまった(青森県銭湯料金は420円)が、なんとめんこい湯めぐり手形を使って200円!カウンターはちょうど女将さんから旦那さんへ交替。
 男湯へ。番台が中にあり、フロント形式に改装したのが分かる。いやそんなことより、脱衣場広い!もちろん浴室も。ロッカーに荷物と衣服を詰めていざ入浴。体重計はYAMATOのデジタル。
 浴室、湯道具は黄色桶に「深川温泉」と書いてある、昔の屋号?座椅子は白のプラスチック座椅子。
 カランもたくさん。左側外壁側は12機、右側女湯側は7機、さらに斜めに島カランが浴槽手前に5・5、奥に4・4。
 つまり浴槽は浴室中央に斜めにあるのだ。奥から段々畑形式で4段。上段はでんき風呂、2段目は背中バブル3機、3段目は床バブル、一番下は無設備。
 それよりもこの寒さの中でのこの単純アルカリ泉の湯あたりの良さがタマラン!まだ午前中と言うのに、これは人間をダメにする温泉だな。青森県最高!
 湯上がりは待ち合いスペースで雪印いちご。おぉ、テレビCMが津軽弁
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