deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

湯ったり館(宮古市茂市第8地割53)

 浄土ヶ浜遊覧船の帰りに
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寄り湯。おとといのも市内3軒のハシゴは忙しなかったが、今日は茂市の山の中のこの1軒に絞る。
 高速バスを茂市で下車、他は誰も降りない。まず帰りの列車の時間を調べる、と言うかJR山田線茂市駅の行き方を調べる。案の定、入口は線路反対側。そして湯ったり館は反対側。車道を登って降りて到着、あれ、ここ入浴施設ないの?店員に聞いたら、こちらはレストランと土産屋、湯ったり館は橋を渡って川の反対側。いろいろ到着までに苦労が多い。
 シルバー色の不思議な建物、と思ったが、中は普通の温泉施設。入湯料は600円。旅館のようなのんびりした雰囲気。
 脱衣室、縦長ロッカー。体重計はTANITAのデジタル、週末は冒険ばかりしてるから体重がどんどん減ってる(と言うか、一人暮らしだと食費がダイレクトに見えるからつい削りがち)。
 脱衣室はそんなに混んでいないのに、浴室はかなり混んでいる。と言ってもカランはそこそこ空いている、浴槽の縁に腰掛けて休んでいる人多数で浴槽に入れない(笑)。まあとりあえずバス下車からドタバタしてようやくたどり着いたので、まずはその汗をカランで流す。湯道具はシルバーの洗面器と座椅子、カラン数は左手壁側に6機、手前壁側に4機。
 そう言えば浴室入口に「りんごを食べたりつぶしたりしないでください」とか書かれていて意味が分からなかったが、なんか浴槽にたくさんのりんごが浮かんでいるぞ!なんじゃこりゃ?と言う感じ。なるほど、勤労感謝の日のイベント湯のようでした。いつもこんなにりんご入れてたらビックリだよ。大浴槽中央の床バブルのところだけりんごがなくて、他はりんごだらけ(笑)。
 そんなダラダラしたお客の中にはモンモンなお方も。岩手県に来てからは菊の湯でしか見たことがなかったが、こんな山奥でもモンモンなお方っているのですね。他人のアガリが収入源だから、繁華街がないと生きていけないと思いますが。旅行者と言う感じもしないし。と言うことで、狭いサウナはありますが(さすがに水風呂が冷たい季節)、露天風呂がないのは残念。
 湯上がり、やっぱり小岩井はフルーツがなくなっている、とても悲しい。小岩井コーヒー150円をいただく。帰りも茂市駅まで戻るのに一苦労。しかしJR山田線はやる気のない路線だ。1日7本、しかも盛岡まで行く列車は5本のみ。山脈の谷間を走っているから、大雨とか降ると土砂崩れで不通になったりするんだろうな(と心配しても、東京でも運行トラブルは多いのだが。まあ東京は代替可能な交通機関があるけどは、ここはない)。