deepacidの銭湯ブログ

銭湯訪問ブログ

中央浴場(岩手県八幡平市大更第21地割54-1)


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 さて盛岡を離れての銭湯めぐり。駅前で松屋定食ランチ、住居周辺には松屋吉野家などのそれなりに食べられるファストフード店がないので懐かしい。電車で40分、これでも近い方、久慈市の銭湯とか、県内なのに日帰りできるかさえ分からないくらい遠い。
 最寄り駅は花輪線大更駅だが、列車本数はめちゃくちゃ少なく、2〜3時間に一本しかない。いちおうバスだともっと本数が多い様子(バスだと1時間)。しかしタイミングよくいわて銀河鉄道・JR花輪線直通に乗れた(さっき岩手県立大学ヘ行くのに利用したばかりだが、これも授業料、仕方ない)。さすがに花輪線直通は気動車である。渋い旅になりそう。
 うつらうつらしてたらあっと言う間に大更(おおぶけ)。ヤバい、駅前に何にもない!まだ有人駅なだけましと思わないと。帰りのバスと列車の時間を調べ、街を散策。食堂とか肉屋とか、お店は何でもこの街唯一の、って感じ。そして中央浴場(もちろん八幡平市唯一の銭湯)、駅から400mくらい。案外近かった。しかもカッコいい!!ビル型でちょっと洋風なのが良いねえ。来た甲斐ありだ。でも開店時間まで1時間半もあるよ、この何もない街でどうやって時間を潰そうか(笑)。とりあえず近くの愛宕山に登ってみようかと思ったが、観光山でもなくと山道が分からず、下手に私有地に入って不法侵入にでもなったら困るので、周りを一周して帰ってきた。広い通りに出ると、思いの外栄えている場所があって(ようやくコンビニ発見)、必ずしも寂れた街ではないようだ。
 開店10分前に戻るが、特に待っている常連なし。ちょっと開店が心配になる。しかし開店時間になると集まって来ました。一番入店は常連さんに譲る。
 下駄箱は扉を下から上に上げるのか。入口側に向いた番台、料金は430円。やっぱり菊の湯の480円は勘違いだったんだろうか。鍵付きロッカーは数が少ないので常連さんはプラスチック籠に荷物を入れてます。温度計は「中央温泉」になってるな。体重計はHOKUTOWだが普段関東で見かけるのと違うな。さすが北国、足を乗せるところはマットになっていて冷たくない。脱衣室中央に大きな畳のソファ、ここでくつろぐのだな。
 浴室ヘ。湯道具は水色座椅子と、なんと桶底に屋号入りのオリジナル黄色プラスチック桶。島カランは1列、島カランはお見合式。おお、ちゃんと備え付けボディソープとシャンプーがありますね。この辺だとスキー客が立ち寄ったりするのかな。湯はカランと水カランのレバーの高さが違う。カランの湯が熱いので、たっぷり水でうめて使います。なんか身体を洗ってると泡の流れる方向が目の前の下水樋と反対方向へ流れるので焦る。
 浴槽は2槽、まあ湯はつながってます。左奥に湯の出口。薄いマリンブルーの入浴剤を使っている様子。少しぬるめですね、41度くらい?寒い地方はガンガンに沸かすのかと思いましたが、そうでもない様子。
 湯上がり、小岩地コーヒー125円。思ったより早く上がったので、帰りはバスで。先ほどの花輪線にはトイレあったけど、岩手県北バス、かなり長距離バスなのにトイレなくて大丈夫なの?
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